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Oracle Fusion Cloud SCMとERPがUCCのグローバルな事業成長を加速

日本最大のコーヒーメーカーであるUCCは、Oracle Fusion Cloud Applicationsの活用により、国内だけで年間2,000万ドル以上のコスト削減が可能になると見込んでいます。

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Oracle Supply Chain ManagementとOCIのおかげで、ITシステムの維持ではなくビジネスの加速に集中できるようになりました。また、Oracle Consultingは、オンプレミスのレガシーシステムからOracle Cloud ERPとSCMへのスムーズな移行を支援してくれました。これにより、組み込みのベストプラクティスの活用が可能になりました。
黒澤 俊夫 氏UCCジャパン株式会社 執行役員 ICT・デジタル担当 兼 情報セキュリティ担当

UCCグループは、日本最大のコーヒー焙煎企業であり、世界でも第5位の規模を誇ります。同社は、コーヒー豆の生産国での栽培から焙煎、販売に至るまで、コーヒーのバリューチェーン全体を自社で統合的に展開しています。UCCは200店舗以上のコーヒーショップを運営し、レギュラーコーヒーや豆、缶・ペットボトル飲料などを販売するほか、業務用コーヒーマシンの販売事業も手がけています。

20年以上にわたり、UCCはオンプレミスのERPシステムでサプライチェーンと財務を管理してきました。レガシーシステムの刷新にあたり、同社はOracle Fusion Cloud SCMおよびOracle Fusion Cloud ERPの多様なサービスを採用し、調達、在庫管理、サプライチェーン計画、製造、製品ライフサイクル管理といったアプリケーションを導入しています。同社によると、製品および原材料の在庫削減により年間1,000万ドルのコスト削減が見込まれており、さらに在庫の最適化によって保管、廃棄、保全に関わるコストも追加で1,000万ドル削減できると試算しています。

UCCがオラクルを選んだ理由

UCCは、SAP、Microsoft、Infor、Oracleが提供するSCMおよびERPアプリケーションを比較検討した結果、レガシーシステムの刷新と、財務およびサプライチェーン業務のクラウドによる一元管理を実現するために、Oracle Fusion Cloud Supply Chain and Manufacturing (SCM)Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP) を導入しました。オラクルを選定した理由は、オラクルのクラウドサービスがグローバル対応の深く広範な機能を備えていたためです。また、Oracle Integrationによって、基幹財務管理システムと他社のオンプレミスまたはクラウドアプリケーションを簡単に連携できる点も選定の大きな決め手となりました。また、UCCの経営陣は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)とOracle Integrationを活用することで、Oracle Cloud SCMやERPとシームレスに連携したまま、自社の業務要件に応じたクラウドアプリケーションの柔軟な拡張が可能になると判断しました。Oracle CloudアプリケーションとOCIの活用により、同社はデータ管理の一元化、四半期ごとのアプリケーション・アップデートの簡素化、さらにはイノベーションの加速を実現できると見込んでいます。

成果

UCCグループは、在庫管理と受発注管理のために、コーヒー焙煎事業にOracle Fusion Cloud SCMを導入し、今後は日本国内の他の事業部門にも段階的に展開していく予定です。また、Oracle Cloud SCMを他の社内アプリケーションやデータと連携させるために、Oracle Integrationを活用しました。現在、UCCではOracle Cloud ERPの導入計画も進めており、従来のスプレッドシートや、サプライチェーン関連業務で使用していたサードパーティ製アプリケーションの置き換えを目指しています。これらの分断されたデータ環境は、販売・生産・在庫に関する計画を統合して把握することを困難かつ煩雑にしていました。

オラクルがマルチクラウド戦略をサポートしていることにより、UCCはより柔軟でシンプルなデータ管理を実現できています。同社では、ServiceNowのマスターデータ管理ハブを通じて、外部のデータを取り込んでいます。これらのデータは、Microsoft Azure上のデータウェアハウスを経由し、Oracle IntegrationとOracle Autonomous Databaseを使ってOracle Cloud Applicationsに取り込まれます。

また、アプリケーションに依存する業務に支障をきたすことなく、Oracle Fusion Cloud Applications の定期的なアップグレードのメリットも享受できます。その結果、この移行は、UCCにとって新たなアイデアを市場に素早く投入し、グローバルな成長を加速させるうえで大きな推進力となっています。

パートナー

UCCがオラクルを選んだ理由の一つは、Oracle Consultingが、世界88拠点へのOracle Fusion Cloud Applicationsの導入について、業務に支障をきたさずに進められる明確な計画を提示できたことです。また、Oracle Consultingは、Oracle Cloud Applicationsに組み込まれているベストプラクティスをUCCの社員が効果的に取り入れられるよう支援しています。

お客様について

UCCは、コーヒーを生産国での栽培から、原料調達、研究開発、焙煎加工、販売、品質保証、そして、文化、教育に至るまで、コーヒーに関する全ての事業を自社で手掛けている日本最大の企業であり、5,000人以上の従業員を擁しています。ミッションステートメントである「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」には、コーヒーを通じてより良い世界を築きたいという同社の想いが込められています。

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