Compute Cloud@Customer Isolatedの機能

一貫性のある管理

Oracle Compute Cloud@Customer Isolatedは、Oracle Customer Success Services（旧Oracle Advanced Customer Services）を通じて、お客様が管理するサービス、パートナーが管理するサービス、マネージド・サービスなどの柔軟な管理オプションを提供します。
この製品を必要とする組織の場合、Oracle Customer Success Servicesを通じて現地のオラクル従業員がオンサイトで管理と運用をサポートできます。
オラクルの他の分散クラウド・プラットフォームと同じOracle Cloud Infrastructure（OCI）コントロール・プレーンとAPIにより、一貫性のあるユーザー・エクスペリエンスと管理エクスペリエンスを提供します。

6,072コアおよび73.7 TBのメモリまで段階的に拡張可能な6.7 TBの利用可能なメモリを備えた552コアの利用可能なコンピュート容量が、大規模かつ増大するワークロードをサポートします。
それぞれ最大96コアを備えた高パフォーマンスのVMシェイプにより、コンピューティング集約型のアプリケーションの実行が容易になります。
柔軟なVMシェイプを備えたOCI Computeは、アプリケーションとミドルウェアを統合する際の総使用量を削減します。
サブスクリプションに含まれるOracle Linuxのライセンスとサポートにより、隠れたコストを排除します。
使用するコンピュート・コアの数に対してのみ使用量分を支払うことで、コストを削減できます。
Oracle Linux、Oracle Solaris、サードパーティのLinuxディストリビューション、Microsoft Windows Serverなどの複数のゲスト・オペレーティング・システムのサポートにより、すべてのワークロードに単一のプラットフォームを使用できます。

それぞれ4つのNVIDIA L40S GPUを搭載した最大12個の専用GPUノードを追加します。
コンピューティング集約型のスケーラブルなワークロードをオンプレミスでセキュアに実行し、パフォーマンスとデータ・レジデンシーの両方の要件に対応します。
生成AI推論、HPC、グラフィック処理をデータセンターにデプロイします。
既存のワークフローとカスタム・アプリケーション開発のための柔軟なプラットフォームを使用したシームレスな統合により、ソフトウェア・アプリケーション全体で3Dデザイン・プロジェクトのコラボレーションを行います。

ストレージとコンピュートを個別にスケーリングすることで、さまざまなワークロードのパフォーマンスとコストを簡単に最適化できます。
OCIのオブジェクト・ストレージ、ブロック・ストレージ、ファイル・ストレージ・サービスは、あらゆるタイプのワークロードをサポートします。
3.65PBまで段階的に拡張可能な150TBのストレージ容量は、データ集約的なワークロードのニーズに対応するのに役立ちます。
オプションのフラッシュ・ストレージは、最大1.2PBのブロック・ストレージ容量までスケールアップし、I/O集約的なワークロードのニーズに対応するのに役立ちます。

包括的なアプリケーション・サポートにより、お客様はさまざまなワークロードを同じインフラストラクチャに統合し、ITの複雑性とコストを削減できます。
アプリケーション層とミドルウェア層にCompute Cloud@Customer、データベース層にExadata Cloud@Customerを使用することで、データベース集約的なワークロードを高パフォーマンスで実行します。
クラウドネイティブなアプリケーションのサポートを最適化することで、運用効率を向上します。
オラクルのパッケージ・アプリケーション、サードパーティ・アプリケーション、お客様のエンタープライズ・アプリケーションを大規模に実行します。
Terraformのサポートは、オラクルの分散クラウド全体にわたりアプリケーションの移植性を最大化するため、Infrastructure-as-Codeを可能にします。

世界的に一貫した価格設定で、予測可能なコストが提供されます。
使用量は、Oracle Universal Creditsと1日あたりのリソース所有メトリックを使用して請求されるため、分離された環境において需要が変動する分散ワークロードのコストを簡単に管理できます。
エンタープライズ・サポートは追加費用なしで含まれています。
容量ベースの低価格により、大幅なコスト削減を実現できます。

大規模なエンタープライズクラスのKubernetesの運用を簡素化するマネージドKubernetesサービスであるOCI Kubernetes Engine（OKE）を導入し、自動スケーリング、パッチ適用、セキュリティ更新により、コントロール・プレーンとワーカー・ノードの両方に信頼性の高い運用を提供します。
OKE on Compute Cloud@Customerは、基本的なクラスタ機能をオンプレミスに導入することで、全体的な利用率を低減し、モダナイゼーション、統合、総所有コストの削減を実現します。